衆議院経済産業委員会で27日、持続化給付金について質問しました。
質疑の冒頭、持続化給付金の申請受付開始日である5月1日の申請件数、振込み済み件数、不採択件数は何件か質問しました。中小企業庁は、「5月1日の申請受付件数は約18万件で、25日の段階で12.5万件が振り込み済み。2.6万件は振込先口座の確認作業をしており、口座情報に誤りがなければ、今週中に振り込まれる。残り約3万件は、何らかの不備があるため、再審査や修正の必要がある。こういう方は一定の時間を要する」と答弁しました。
不備があった3万件には何らかの通知が行っているのかを問い質したところ、中小企業庁は、「不備の通知が行っており、再修正して提出済か、再修正を待っているという状態」と答えました。
申請から2週間程度でもらえるという思いで申しこんだが、1カ月近く経ってもいまだに入っていない、非常に困っているという方々がいると聞いています。5月1日に申し込んだ方々の中には「何も連絡が来ていない」と言っている人もいることから、「申請から1カ月過ぎるようであれば、何らかの連絡をして、心配して待っている方々が安心できるようにすべき」と梶山経産大臣に指摘しました。
梶山大臣は、「連絡が行っていない方も現実にはいる。3万件に関しては、書類が不備で、一旦お返ししますよという連絡がメールで行ったり、マイページに表示されたりする。事務局で再度補正をしようということになっているところが、連絡が行っていないという形になっていると承知している。しっかりとメール等での連絡、マイページでの表示をしましょうということで、方策をできるだけ早くやろうとしている。皆さんに今までの状態がわかるような形にさせていただく」と述べ、申請者への連絡の必要性を認め、改善していく意向を示しました。
持続化給付金に対する事業者の期待は大きいため、この問題については引き続き国会で議論していきます。
経済産業委員会議事録(2020年5月27日)
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