秘書藤田です。

報告が遅くなり申し訳ございません。去る10月28日、富里市内十倉の集会所にて農業問題とTPPについて考える講習会が開かれました。
交通の便が良いとは言い難い集会所に雨の中お越しいただいた方は40名を越え、内容の濃い講演から身の詰まった質疑応答まで、会場は熱気に包まれました。

講師としてお呼びしたのは先日の代表戦に立候補された玉木雄一郎先生、そして民進党千葉県連代表の田島要先生のお二方です。

農業の衰退が語られて久しい我が国において持続的な農業形態は可能なのか。その答えの一つは我が国の食料自給率の低さにあるのかもしれません。
先進国の中では窮めて低い食料自給率と、そのような状況にありながらなお後継者不足が深刻な問題になっている農家の現状、このアンバランスを是正するには必然として農業が魅力ある市場となることが求められます。

そのような中で未だに多くの人が(農家さんも含め)理解不足のまま与党中心で進められているTPPの交渉は、一つ間違えば我が国の農業の未来を断ってしまいかねない可能性すらはらんでいます。

玉木雄一郎先生は、ご自身も農家を営まれているまさに現役農家の立場から皆さんと共にTPPの現状を正しく理解し、そして過剰に危ぶむでもなくきちんと反対すべきを反対するための知識を共有するための含蓄ある講演をしてくださりました。

また、千葉県連代表の田島要先生も我が国では千葉県発のソーラーシェアリングの可能性をお示しになり、お二人の卓見はどちらもこの先日本国の農業が生き残っていくための知恵と選択肢として、お集まりいただいた方々にもご評価を頂く内容となりました。

みやかわ伸が総支部長を務める千葉県第13区は、西は柏市から東は富里市まで、幅広い文化圏の中にそれぞれの問題を抱えています。言い換えればこれは、様々な特色、魅力をもった地域の底力が各所に点在するようなものです。
この力を有機的に結び付けて、北部千葉の魅力を皆さんと共に作ってまいりたいと改めて思う、そんな講習会となりました。

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