白井市で上映会&トークセッションを行いました。この映画はジャーナリストの田原総一朗氏と小西洋之参議院議員が中心で、2015年当時の 安倍政権で総務大臣だった高市早苗氏が突如として放送法の解釈を変えた問題を取り上げています。

 2023年一人の総務省官僚が小西氏に当時のやりとりが書かれている重要な文書を託しました。「私が総務省の行政官であるあかしとして、これを小西議員に託したい。私は放送行政に携わる総務省の職員として、このような国民を裏切る違法行為を見て見ぬふりをすることはできません。どうかこの資料を使って国民の皆さんの手に放送法を取り戻して、日本の自由と民主主義を守ってください」と言ったそうです。

 当時の安倍政権は安保法制を成立させるために躍起になっていて、それに批判的な報道キャスター、例えば報道ステーションの古館伊知郎氏、NEWS23の岸井成格氏、NHKクローズアップ現代の国谷裕子氏などは突如降板となりました。

 日本の報道の自由度ランキング はかつて11位の時がありましたが、安倍政権になってどんどん順位が落ち、昨年は68位とひどい状況です。

 時の政権の都合の良い情報ばかりをマスコミが流していたのでは、健全な民主主義は保てなくなります。この映画を多くの人に見て頂き、放送法をしっかりと国民の手に取り戻す必要があります。