ひきこもりの状態にある方やそのご家族を支援する相談窓口である千葉県ひきこもり地域支援センター(千葉市中央区)を訪問しました。
冒頭、センターが実施している事業について説明を受けた後、電話相談窓口を見学し、最後に意見交換を行いました。
このセンターはひきこもりに特化した相談窓口です。支援コーディネーターが電話や面談で相談を受け、早急に市町村などの機関につなぐ役割を担っています。
年間1000件~1500件の相談を受付けています。相談内容は「当事者や家族の不安・不満の相談」が全体の9割です。その他に「社会参加や就労希望の相談」「精神疾患や精神科医療に関する相談」などが主な相談内容です。
また、各地のひきこもり支援団体が企画する研修などに参加し、情報交換しながらセンターや関係機関の周知活動を行っています。
意見交換では、「当事者から声を上げられずに相談さえできない人がいること」「アウトリーチの重要性」「関係機関につなぐだけではなく、ワンストップで支援ができる体制づくり」などについて議論しました。
参加者:宮川伸、河内一朗鎌ケ谷市議、白井則邦酒々井町議、大和義己成田市議、新見準八街市議