北朝鮮弾道ミサイル火星15

昨日の早朝3時18分ごろ、北朝鮮は日本海に向けて弾道ミサイルを発射し、青森県西方約250kmの日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下しました。新型ICBMの火星15と発表されており、アメリカ本土に届く可能性が示されました。これは国連安保理決議に反するもので、世界の平和と秩序を乱す行為です。立憲民主党は以下のとおり抗議の談話を発表しました。

日本時間3時18分頃、北朝鮮は日本海に向けて弾道ミサイルを発射し、青森県西方約250kmのわが国の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。約53分間飛翔し、最高高度は過去最高の4000kmを大きく超えると推定されるという。北朝鮮によるこうした弾道ミサイル発射がまたしても繰り返されたことは、わが国及び地域の平和と安全を決定的に損ねる暴挙であり、断固抗議し、強く非難する。
今回の発射も、累次の国連安保理決議に明白に違反しているだけでなく、これまで国際社会が繰り返し表明してきた強固な意志への明確な挑戦であり、断じて容認できない。わが国政府は、強固な日米同盟を背景に冷静に外交力を発揮し、韓国や中国等とも密接に連携して圧力を強め、北朝鮮に対する厳しい制裁を実効あるものとするために全力を挙げるべきである。
また政府は、警戒監視、情報収集を継続するとともに、今回の発射に関して、国民の安全確保や情報伝達、落下地点付近を航行中の船舶や航空機に対する警報発出などに問題がなかったかを検証し、万全を尽くすよう求める。