9月1日、民進党は前原誠司衆議院議員を代表として新たなスタートを切りました。
本日は前原新体制下で推し進めようとしている「All for All」について簡単にですがご説明いたします。
「All for All」は井出英策慶應義塾大学教授をアドバイザーに迎えて、
前原代表が提唱する経済と社会保障を連結した「社会政策」です。
一億総中流と言われた時代はバブルと共に終わり、世帯ごとの所得はその頃と比べて2割も落ち込みました。
アベノミクスは物価上昇率2%を掲げながら、この5年間で一度も目標を達成できていません。
「All for All」では、無闇に拡大成長路線を目指すのではなく、成長に依存せず「尊厳ある生活保障」を通じて
結果的に成長を誘導する社会を目指します。
中福祉中負担を軸として再分配を機能的に配置し直し、税を「取られるもの」から「安心を買うもの」へと再構成する。
将来を不安視して、皆さんが貯蓄に回しているお金を動かして安心を先買いすることで経済の流動性を促そうという新しい試みです。
前原代表と井出英策先生の去年の対談が以下のリンクから読めますので、詳しく知りたい方は是非ご覧ください。
http://www.maehara21.com/uploads/2017/08/sekai2016.pdf
写真は昨年11月、印西で行われた前原代表の講演会の模様です。
この時にも「All for All」について講演をいただきました。
前原民進党、渾身の政策です。