宮川伸です。
印西市の住宅街にあるメガソーラーを視察しました。近隣住民に十分な説明がないまま建設が始まったそうで、環境、景観、反射光などを心配されている方がいました。確かに、住宅街に近い斜面の部分までギッシリとソーラーパネルが敷き詰められており、もう少しやりようがあったのではないかなと思いました。
近年、太陽光発電所の建設と地域住民が対立するケースが増えてきています。そのような中で環境影響評価条例や景観条例などにより対応する自治体が出てきました。これから地域分散型エネルギー社会の時代が来ます。事業者は自然や景観をできるだけ壊さないようにし、地域に溶けむように努力する必要があります。また、市民が中心になって、街づくりの一環として市民発電所を作っていくことも必要だと思います。