秘書藤田です。菅直人元総理をお迎えしての、これからの自然エネルギーを考える講演会に出席してきました。
会場は千葉県印西市のホテル「マークワン」。
3.11の際、福島で水素爆発を起こしたアメリカGE社製の核納容器と同じ名を冠するホテルでの開催となったのは或る意味運命的と言えるかもしれません。もっとも、欠陥炉と呼び声の高い核納容器とは異なり、ホテルの従業員の皆様はとても素晴らしい対応をしてくださり、講演会を成功に導いてくださりました。
宮川は裏方で司会を担当していたのですが、定員80名のところ100名を超える聴衆の皆さんがご来場くださり、急遽会場の椅子を増やさねばならない事態に・・・
3.11のあの時、いったい現場で何が起こっていたのか、首相として、菅直人という一市民としてあの未曾有の事態をどう捉えたか。日本の原発をトップセールスで海外と交渉していた菅総理が、その考えを改めるまでの逡巡と決断。どれもが私たちと原発の距離の考え方を深める上で含蓄のある講演となりました。
菅総理以外にも民進党から小西洋之参議院議員、また水野賢一参議院議員もご来場くださり、それぞれの取り組み、現状への知見などをお話しいただきまして、盛況のうちに第1部を終えました。
そして第2部はその経験と反省を踏まえてのこれからの自然エネルギーのあり方、実際にその現場に立っているエネルギー事業者による現状の報告。無暗に今を否定せず、そして安易に今を肯定せず、考え続け動き続ける事こそ次の世代に対して私たちが示し得る一つの責任ではないでしょうか。
トップの 写真は左から宮川伸、民進党千葉県第13区幹事の川澄様、菅直人元総理大臣、ミナちば代表の荒瀬千秋様です。