インターネットを介してモノ、サービス、場所、スキルなどを共有するシェアリングエコノミーをテーマとした講演会が24日、鎌ケ谷市内で開催されました。講演会には内閣官房シェアリングエコノミー伝道師で株式会社ガイアックスTABICA事業部地方創生室長の細川哲星さんをお招きし、共有が生み出す新たな経済活動の最前線についてご講演いただきました。

細川さんからは、シェアリングエコノミーの社会的影響や役割、自身が取り組まれている地域の暮らし体験のシェアマッチングサービス(TABICA事業)などについてお話があり、会場に集まった約60人が熱心に聞き入っていました。後半のフリーディスカッションでは多くの質問が寄せられ、参加者の関心の高さがうかがえました。

かつてAmazon.comがそうであったように、世界で一番最初に何かをやっていくのが大事であり、インターネットの魅力は海外とやり取りができるというポテンシャルです。北総エリアでは、これから成田空港の拡張によってインバウンド(訪日外国人旅行)が増加することが見込まれています。インバウンドをビジネスに結びつけるためには、シェアリングエコノミーのような新しい発想をもとに、世界をリードするようなイノベーション産業を育てていく必要があると考えています。

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