「令和」の時代を迎えて

 平成は皆さまにとってどのような時代でしたか? 私にとっての平成は、子育て、研究者、市民運動の時代でした。大学院生の時に娘が生まれ、生活が苦しい中、妻と力を合わせて子育てしてきました。大学時代から「生命の起原」の研究を始め、アメリカではスタンレー・ミラー教授のもとで、原始地球の模擬実験を行いました。
 私にとって平成の三大出来事は、バブル崩壊とイラク戦争、そして東日本大震災です。その様な出来事の中で、デモクラッツ千葉というグループを作って週末に活動してきました。
 令和の時代も平成と同様に戦争のない平和な時代にしたいです。また、イノベーション産業の育成に力を入れ、ワクワクする日本を作りたいです。一方で、もう少し社会保障の充実した、誰ひとり取り残されることのない社会を作っていきます。

衆議院議員 宮川 伸

★ 統一地方選挙を終えて
 立憲民主党は全国で670名を擁立し、五四六名が当選しました。123名の仲間が増えました。道府県議選挙の女性当選者の割合は24.6%でした(自民党3.5%、朝日新聞より)。千葉県においては、選挙前の21名から30名に増えました。新しい仲間と共に、今後も全力で「まっとうな政治」の実現に向けて取り組んで参ります。
 選挙戦では、児童虐待などの子育て問題や、立憲民主党が目指す共生社会について訴えました。また、 「忖度」で税金を使い道路を作るような、古い政治からの脱却、選挙のために消費税を上げると言ったり、上げないと言ったりする、不誠実な政治にストップをかけようと訴えました。今後もクリーンで誠実な政治を目指して努力して参ります。

★ 本会議で登壇しました
 本会議で中小企業強靱化法案について質問しました。この法案は、①自然災害に備えて中小企業が対策計画を策定すること、②事業承継しやすくするために遺留分の特例を認めること、などのいくつかの内容が盛り込まれた、いわゆる「束ね法案」です。その中にはストックオプション税制の減税に関する内容も含まれています。国民に逆進性の強い消費税増税をお願いしている時に、一部の人の減税を行うのはいかがなものでしょうか? 国民が納得できるきちんとした説明が必要です。