9/7の土曜日から立憲民主党代表選挙が始まりました! 自民党総裁選挙に負けないように活動し、国民の皆さまには自民党以外の選択肢がちゃんとあることを訴えていきます。
今は3年前とそっくりな状況です。2021年に東京オリンピックが終わり、当時の菅政権の支持率は30%前後、次の衆議院選挙で自民党は負けると言われていました。それをひっくり返した手法が総裁選挙によるメディアジャックでした。約2週間、どの新聞を広げても、どのテレビをつけても、連日「自民党総裁選挙」一色でした。私たちは「政権を取ったらこれをやる」と、毎日マスコミを介しメッセージを発信ましたが、放送時間はほんのわずかでした。国民の頭が自民党一色になった直後に、衆議院を解散し、総選挙となりました。
選挙テクニックで民主主義が曲がって良いのでしょうか? 今ちまたでは、小泉進次郎さんと滝川クリステルさんが一緒にマスコミに出ると一気に自民党の支持率が上がると言われています。しかし、政治はAKBの人気投票ではありません。そのような人気取りの政治で日本の将来はあるのでしょうか? 食糧危機、気候危機、子どもの数が激減していて社会保障が維持できるのかなど、私たちはいくつも重要な問題に直面していますが、解決の目途が立っていません。
自民党総裁選挙の候補者で「裏金議員にお金を返納させる」とか「公認を出さない」「政策活動費は廃止する」などと言っている人がいますが、選挙の直前になって良い顔をするのはズルいと思います。数ヵ月前の国会で、政治倫理審査会に出ない人がたくさんいても何も言わない、ザル法の成立に賛成してきた人たちです。「国会は国権の最高機関」です。国会を軽視するのもいい加減にして欲しいです。
3年前と同じ失敗をしないように、今回は、自民党総裁選挙に合わせて立憲民主党代表選挙を行います。皆さまに自民党以外の選択肢があることをしっかりお伝えしていきます。