毎年、8月6日は広島原爆犠牲者のことを思い、二度と同じことが起らないように自分に何ができるか考えます。岸田総理は「核兵器のない世界の実現」と口では言ってますが、実際には核兵器禁止条約には完全に後ろ向きで、オブザーバー参加すらしない状況です。

 また、米国との「拡大抑止」を強化していて、核兵器による威嚇により抑止力を高めることに力を入れています。かつてオバマ大統領が「核兵器の先制不使用」について発言した時、真っ先に反対したのは日本だと言われています。これで本当に「核兵器のない世界」を目指しているのでしょうか?

 鎌ケ谷市のように非核平和都市宣言 を行っている自治体は1600を超え、全自治体の90%以上です。また、全国の39%にあたる679市区町村から、日本が核兵器禁止条約に参加することを求める意見書が出されています。しかし今の政府はこれに応えていません。もっと積極的に核兵器廃絶を目指す新しいリーダーが必要です。