イギリス、フランス、スペインなどのヨーロッパ各国では、1日の感染者数が1万人を超える日が続いており、再び新型コロナの感染が急拡大しています。

「ワクチンの開発はどうなっているのか?」との質問が多く寄せられていますので、厚生労働省が発表したワクチン実用化に向けた取り組みの現状を共有します。

日本政府は現在、米ファイザー、英アストラゼネカ、米モデルナの3社からのワクチン調達に向けて協議を進めています。

ワクチン開発については、米ジョンソン・エンド・ジョンソンが進めている臨床試験が、参加者の原因不明の病気により一時的にストップしましたが、安全性については十分な配慮が必要です。

新型コロナワクチン実用化に向けた取り組みについて(2020年10月2日 厚生労働省厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会)