新型コロナウイルス対策4

 緊急事態宣言が解除されましたが、まだ油断できない状態です。特に経済に関しては、1~3月期のGDPは年率マイナス2.2%で2四半期連続のマイナス、次期はマイナス20%を超えるとも言われています。
 そのような中で、中小企業やフリーランスの方への支援である、持続化給付金がスタートしました。初日の5月1日には約十八万件の申請があり、25日時点でその七割の振込みが完了しました。一方で、「申請してから何も連絡が来ない」「電話しても全くつながらない」などの声が未だにあります。5月27日の経済産業委員会でこの問題を取り上げました。また、担当者と繰り返し会議を持ち、一件も取りこぼすことがないように、問題点を洗い出しています。一刻も早く支援の手が届くように、全力で取り組みます。

■学校問題WEB集会
 コロナ禍のために学校が3ヵ月も休校となり、今なお以前の状態には戻っていません。長く家に閉じこもっていたので子ども達の心のケアが必要です。また、学力や受験の問題、一生懸命取り組んできた部活はどうなるのかなど、不安は尽きません。子ども達のために今何ができるのか、特に、オンライン授業と九月入学の問題にフォーカスしてZOOM集会を開きました。
 学校教育関係者、親御さん、議員の皆さんがご参加くださいました。以下、発言をご紹介します。
 Aさん(教員)「GIGAスクール構想の前倒しで、今年度中に子ども一人一台のタブレット端末が来るようだ。しかし、授業の中身の議論が深まっていないので、本当に子ども達のためになる授業ができるか、簡単ではない」
 Bさん(有識者)「グローバル化に対応するために、将来的には九月入学にすべきだと思う。しかし、短期間で準備できるとは思えないので、来年からは無理ではないか」
 市井紗耶香さん(元モー娘。、船橋市立高根台中学校OG)「4人の子どもがいますが、一斉休校の影響はとても大きかったです。紙で課題が出ても、子どもだけではできません。オンライン技術も使って、寄り添い合える社会になるといいです」
 この他多くの貴重なご意見を頂きました。政策に反映されるように取り組んでいきます。 

2020年6月10日号「新型コロナウイルス対策4」