6/1に我孫子市内で開催された、写真家・小松由佳さんのスライドトークショーに参加しました。
小松さんは、中東シリアの人たちを長期間に渡って追い続けるドキュメンタリーフォトグラファーです。
小松さんのご主人はシリア人で、かつてはご家族で平和に暮らしていたのに、内戦に巻き込まれ家を追われ難民となりました。
シリアには徴兵制があるので、ご主人は一旦は政府側の兵士となりましたが、一般市民に銃を向けることに疑問を感じていたところ、お母さまから「シリア市民を殺すくらいならこの国から逃げなさい」と促され、命懸けでヨルダンに渡ったそうです。
「いつか平和が戻り皆がシリアに戻り、笑顔あふれる家族の写真を撮るのが夢」と語る小松さんの言葉が印象的でした。
また、異文化の夫婦のリアルな子育ての話や難民のことなど、とても勉強になりました。