立憲民主党千葉県第13区総支部は6日、野田佳彦元内閣総理大臣をメインスピーカにお招きし、「withコロナからzeroコロナへ」をテーマに船橋市内でタウンミーティングを開催しました。会場では検温や人数制限などの感染対策を徹底し、オンラインでも同時開催しました。

冒頭、船橋市長まつど徹さんからご挨拶をいただきました。まつど市長はワクチン接種について、当初、医療機関での個別接種方式でスタートしたが、予約が取りづらかったり、取れても9月になるなどの事例があったりしたため、6月中旬までにコールセンターの回線を倍にし、集団接種会場を2ケ所設置するとの改善策を示しました。

次に、船橋市議会議員の高橋けんたろうさんからの市政報告がありました。高橋さんからは、コロナ禍での差別や偏見をなくすための「シトラスリボンプロジェクト」として、船橋市では市職員がネームプレートにリボンをつけるなど積極的な取り組みをしていることが報告されました。

みやかわ伸の国政報告では、立憲民主党の「zeroコロナ」戦略について、限りなくゼロを目指して感染拡大を防ぎ、早期に経済活動を取り戻す戦略の紹介がありました。そして、三本柱である①医療現場を支援、②感染を封じ込める、③暮らしと事業を守る について説明がありました。


また、お願いと保証はセットでなければならず、申請した協力金が速やかに支給されること、持続化給付金の再給付について引続き要求していくことについて報告がありました。

元内閣総理大臣・衆議院議員の野田佳彦さんからは、コロナ対策について、「感染防止に徹底的に取り組んだ国が結果的に経済の立ち直りが早く、台湾やニュージーランドがその事例としてあげられる」とのお話がありました。


また、6月16日に国会が閉じられることについては、「緊急事態発令中で皆が苦しんでいる中、コロナ対策の法案が審議されず国会を閉じるとは、これだけでも内閣不信任に値する」と指摘しました。

東京オリンピック・パラリンピックについては、「大会は非常に素晴らしいが、海外から多くの人を受け入れることに安全であるとの説明が全く行われておらず、おもてなしする状況ではない。なぜ、今やらなければならないのか説明されていないことが、官邸不信につながっている」とのお話がありました。

質疑応答では、下記のご意見が寄せられました。

・中途半端な感染対策が経済成長の妨げになっている
・千葉県が取り組んでいる繁華街での発生源に対し徹底的にPCR検査を行い感染経路をたどることが必要
・政府の分科会の尾身茂会長の警鐘について、総理は耳を傾けていない
・政治家のお金に対する不祥事が問題(衆議院北海道2区、参議院広島など)

今後もコロナ対策について市民の皆さんと意見を交わす機会をつくり、市民の命と暮らしを守るため全力を尽くします。