20190602
福島第一原発事故からの5日間の総理官邸の様子や市民の姿を描いた映画『太陽の蓋』の上映会が2日、栄町のふれいあいプラザさかえで開催され、約300人が鑑賞しました。

後半のトークセッションでは、菅直人元総理大臣と橘民義製作・エグゼクティブプロデューサーが特別ゲストとして登壇しました。

菅元総理は、3.11の翌日に福島第一原発を自ら視察しなければならなかった理由や、これからいかにして原発ゼロ社会を実現するかについて熱弁を振るわれました。橘氏からは、原発事故を題材にした本作を製作するに至った経緯や、1カ月間にわたり行われたフランスでの上映会についてお話がありました。

質疑応答では多くの方々から質問が寄せられたり、「自分たちも自主上映会を開催したい」という方も複数いらっしゃるなど、原発問題に対する来場者の関心の高さが伺えました。

映画『太陽の蓋』公式サイト