今回の参議院議員選挙に全国比例で立候補している24名のご紹介です。

非常に分かりづらいシステムになっている参議院の比例選挙ですが、簡単にご説明します。

.投票用紙には「候補者名」または「政党名」を書く。

 たとえば「民進党」と書いた場合、もしくは「えさきたかし」と書いた場合、これはどちらも民進党の1票となります。
 そして「えさきたかし」と書いた場合は、党への一票とは別に候補者への一票もカウントされます。

・党の得票数に応じて議席獲得数が決まる。

 個人名、政党名を足した票数の多い順に議席が配分されます。この配分システムは複雑なので割愛しますが、得票数が多ければ多いほど議席獲得数は当然ながら増えていきます。

・獲得議席数の中から個人票の多い順番に当選となる。

 民進党の獲得議席が10だったとして、上の24名の中から「個人票」の多かった10名が当選となります。

まとめますと、

1.民進党を応援したいが候補者を絞れない場合は党名で投票する。
2.民進党の中でも特定の候補者に投票したい場合は「候補者名」で投票する。

2の場合でも党への一票は入りますので無駄にはなりません。
これは非常に複雑ですが、死に票を極力減らしながら、なおかつ党ではなく有権者の選んだ候補者を国会に送るために考えられたシステムです。

民進党を応援してくださる皆様には、ぜひとも一歩進んで24人の候補者から一票を託す候補者をお選びいただけますと幸いです。