本日は安倍首相による所信表明演説がありました。安倍首相は「政策の実行、実行、そして実行あるのみ」と訴えられました。その政策が「国民不在の政策」「上から目線の政策」とならないよう、「ボトムアップ型政策」をしっかりと提案して参ります。
 安倍首相は北朝鮮問題に関して「国際社会と共に、北朝鮮への圧力を一層強化してまいります。」と発言されました。今年9月の国連総会で安倍首相は「必要なのは対話ではない。圧力だ」と発言されました。また、先日の日米首脳会談の記者会見では、北朝鮮に対して「今後とるべき方策について、(トランプ大統領と)完全に見解の一致をみた。」と発言しています。「今後とるべき方策」の具体的内容な何なのか、武力行使が含まれるのか、しっかりと質問して参ります。
 アベノミクスに関しては雇用環境の改善をアピールしましたが、実質GDPの伸びは緩やかであり、未だに目標を達成できない状況です。また、依然広い格差が残っており、エンゲル係数が上がっていることからも、一般市民の生活は厳しい状況であるのが実態です。やはり「自己責任型社会」から「共生安心社会」への大胆な切り替えが必要ではないでしょうか。
 世界経済圏に関してはTPP11の早期発効に関して言及していますが、それとともにRCEPの話も出てきています。RCEPはまだ一般的ではなく認知度が低いのではないでしょうか。農業に対する影響をしっかりと見ていく必要があります。
 最後に憲法改正に関してですが、多くは盛り込まれていませんでしたが、立憲民主党を支援してくださった方々の「思い」を胸に刻み込んで、しっかりと取り組んで行きます。